FRC断熱パネル外断熱工法は、型枠兼用断熱パネルを採用したRC外断熱工法です。
FRC断熱パネル外断熱工法
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工法概要
特長
捨型枠同時打込工法
後貼り工法
性能
仕上げ材
施工例
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FRC断熱パネル外断熱工法の仕上げ材
FRC断熱パネルを使用した建物は原則として外装表面の仕上げが必要です。外装表面材FRC(耐アルカリ性ガラス繊維強化セメント)は曲げ強度や引張り強度、並びに耐衝撃性など、従来のモルタルの弱点を大幅に改善したすぐれた材料でありますが、反面、高アルカリ性でありマイナス電極を持ったアニオン系素地であるなどの短所もあります。したがって仕上げについてはこれらの基本的な性質を考慮しつつ、適切な、材料、工法の選定が望ましいといえます。
目地部シーリング材について
■ 変性シリコン系シーリング材
一般的変質
1.耐候性、耐久性に優れている
2.耐熱・耐寒性にすぐれ、温度による物性変化が少ない
3.耐オゾン・耐紫外線などによる劣化が少ない
4.低温での施工性がよい
5.取り扱いが容易で、毒性がない
■ ポリサルファインド系シーリング材
一般的変質
1.耐水、耐酸化性、耐劣化性にすぐれている
2.使用温度範囲が広く−20℃〜80℃までの実用温度範囲で使用可能である
3.耐酸性は、変性シリコン系シーリング材とウレタン系シーリング材の中間的性能を有する
4.引裂抵抗性が大で、目地の伸縮により、材料が引裂かれて破壊することが少ない
5.目地あらわし仕上げのシーリング材に向いている
■ ウレタン系シーリング材
一般的変質
1.低い吐出圧で容易にガンから出る
2.加熱減量が少なく硬化後の伸縮がほとんどない
3.常温で硬化しゴム弾性が得られ、復元性も良好である
4.耐寒性にすぐれ−20℃以下でも耐える
5.目地部も同時塗装する仕上げに向いている
6.弾性シーリング材の中でもっとも安価である
FRC断熱パネルに使用される弾性シーリング材のうちで代表的なシーリング材の一般的性質を挙げております。
使用条件、用途、目的に応じて、それぞれお使い分けください。
外装表面仕上げについて
通常現場における塗装は、次の点を事前に十分検討しておくことが必要です。

1.気象条件(天候・気温・湿度)
2.下地・素地調整
3.塗料・塗装方法の選定
4.塗装作業時期・工程

A. 下地調整:セパレータ穴・ボルト頭・現場木口巻加工・不陸部の補修には指定の補修材を使用し調整します。

B. 素地調整(シーラー処理):耐アルカリ性を有し浸透性・付着力のある強い材料2液反応硬化形エポキシ樹脂シーラーを選定します。但し、非水アクリルエマルション及びアクリルエマルション系シーラーの使用は出来ません。

C. 仕上げ材:通常の外装表面仕上げ(砂壁状吹付け仕上げ)
 1. 樹脂形リシン仕上げ(砂壁状吹付け仕上げ)
 2. タイル状吹付け仕上げ(複層模様吹付け仕上げ)

D. 注意点。
 1. FRC断熱パネルの表面はポーラスでかつ粗面ですのでペイント単体によるエナメル状の仕上げは、避けて下さい。
 2. 消し目地工法でシーリングの上に硬質タイプの塗材を施工する事は、避けて下さい。
 3. 上記1.〜2.事項において、一つでも問題があると塗膜の欠陥(フクレ・ハクリ)につながりますので十分にご注意願います。

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